超特急 簿記合格 > 簿記入門トレーニング> 給料の支払い
従業員に給料を支払う場合の仕訳も頻出問題の1つです。
特に、社会保険料の支払いを絡めた問題には注意が必要です。ここでしか見ないような勘定科目を選ばないといけません。
京都商社は従業員の社会保険料1,000円を現金で支払った。なお、このうち半分は会社負担で、残りの半分は従業員負担である。従業員負担分は給料の支払時にすでに支給額から差し引いている。
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
福利厚生費 社会保険料預り金 |
500 500 |
現金 | 1,000 |
社会保険料の会社負担分は「福利厚生費」で、従業員負担分は「社会保険料預り金」という勘定科目を用います。
ちなみに、福利厚生費は「法定福利費」になることもあります。問題で指定されている勘定科目一覧を見れば、どちらかのあるはずです。
仕訳自体は難しくはありませんが、これも特殊な仕訳なので、使われる勘定科目と一緒に覚えておくべきでしょう。
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